水色メランコリー

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素敵なものを求めて彷徨う。 ぬるゾンビ/ぬるゲーマー/ぬるロマンチスト

「NO MORE MUSIC」

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1.90'S TOKYO BOYS

2.BEDROOM

3.BROTHER

4.NEKO

5.Cold Summer

6.NO MORE MUSIC

7.WENDY

8.時差

9.SAVE ME

10.Star Light

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2017.08.02発売のOKAMOTO'Sの7thアルバム

今回はハマくんが冗談半分で「メジャーデビューアルバム」と評するぐらい自信を持っているようで、聴いてみると果たして確かに素晴らしいアルバムでした

今回の「NO MORE MUSIC」はコンセプトアルバムだった前作「OPERA」から一転、「ただ格好良い音楽を」というような意図で作成されており、「4人が共通して好きなのはレッチリ」と公言するようにヒップホップやファンクにかなり接近したサウンドになっている

私個人的にはガレージロックしている彼等も大好きなのだけれど、ファンクなベースにメロウなヴォーカルが乗っかり洒落たアレンジがされているオカモトズは更に上をいくような気がしている

詩的感覚もブレないのが良い。世の中を憂いていて、"大事なものを忘れてんじゃないのか"って感覚だったり、口にするのが難しい切なさだったりを出すのが上手い。今回はショウだけではなくコウキも作詞を幾つか担当していて、すごく良い歌詞を書いている

それにしてもコウキの曲のセンスは素晴らしいな

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完全なマイルールで、「名盤は10曲」という法則があるが、意図してかこのアルバムも10曲入り

ありふれていない音楽がここにあって、手に取るリスナーに「あなたにとって音楽は必要ですか?」という警鐘と憂いと希望のメッセージが詰め込まれた10曲、今の時代だからこそ是非聴いてみてほしい