水色メランコリー

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素敵なものを求めて彷徨う。 ぬるゾンビ/ぬるゲーマー/ぬるロマンチスト

誰そ彼は

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大切な時間はあっという間に過ぎ去っていく。

退屈な日々はだらだらと続くのに、神様は不公平だなあ、なんて思ったりする。

 

大事なものを抱きしめて生きていきたい。

それは目には見えないしスルスルとすり抜けていきそうなぼんやりした姿だけど、あたたかでじれったくて丸っこい。

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届くのかな、伝えられるのかな

そんな事を思いながら、黄昏時の田舎町を走る。

うろん・ころん

4連休といえど、"go to トラベル"といえど、現状のコロナウイルスの状況ではあちこちうろんころんできない。まあ特にする必要も差し当たってないんだけど…

TSUTAYAに行ってDVDでも借りよう、と思い立ち、旧作でウディ・アレンの「マンハッタン」準新作で「ゾンビの中心で、愛を叫ぶ」を借りた。

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セルフレジで会計した時、合計金額308円に対し使えるポイントが何と308円!

たまたま一緒なだけなんだけど妙に嬉しくて、運命的なものを感じて全てポイントで払った僕である。ロマンチスト気取りだから、こういった偶然だとかに触れると「きっとそうなるためにここにいるんだ!」とか思ってしまう。理想ばかりで現実をしっかり捉えられていない。そういう傾向にはあると思う…。

まあ何にしても、会計とポイントが一緒でテンションが上がったよ、という話。

 

書いてて思ったが、"うろんころん"は熊本弁だった。

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人は誰かに影響されて生きている。

僕は何かに依存して生きているんだなあと、ふとそんな事を感じた日だった。

 

Cmaj7

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最近ギターを引っ張りだして弾いている。

そんなに上手じゃないんだけど、好きな曲のコードを引っ張ってきてただゆるっと弾いているだけだけど…

「ジュテーム?」「真昼の子供たち」「放浪フリーク」「ナツノヒカリ」「更地」…

弦も3年以上換えてないけど、意外と良い音が鳴っている。

やっぱり指は痛いけれど、その痛さも数日経つと硬くなる指先も久しぶりの感覚で気持ち良い。

好きなコードはCmaj7。G7もB7も大好きなんだけど、Cmaj7の物悲しい音がとても肌に合う。

メジャーコードならAとEが好きです。

ああ、喉がほしいなあ。

new love

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新しい家族がやってきた。

かわいい空色のポルテ。諸事情あってすごく安い車なんだけど、堪らなくかわいい。

今日納車だったけど、すぐにカーオーディオを付けたくて、弟に付き合ってもらってオートバックスに行った。

ただその店舗には欲しいものの在庫がなくて、遠く離れた天草なら在庫があるってことだったから、弾丸で天草ツアー。

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帰りには世界遺産になっている三角西港に寄ってきた。

 

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carrozzeriaのカーオーディオなんだけど、CarPlayが神すぎて…多幸感が半端じゃない。

アジカンやらweezerやらgrapevineやら流しながらの丸一日の小旅行。

良い一日でした。

 

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帰りには川尻の塩ラーメン、けんだまに。

ここの唐揚げ美味しいんだよな…だからラーメン抜きで唐揚げとご飯。

 

通勤の関係で車に乗っている時間が多いから、これは良い買い物でした。

新しい相棒とどれだけ過ごせるだろう!

塞翁が馬

「人間万事塞翁が馬」

身の上話をしたときに取引先の方に言われた言葉。

勿論知っていたけれど、妙に突き刺さった。このところ精神的に参ってたから、その言葉を貰ってからは気持ちが安定するようになった。

 

今、僕が立っているこの場所がどれだけ苦しくても、これから待っている景色は素敵な色で僕を待っているのかもしれない。

道ですれ違う幸せそうな人々も、もしかすれば今後辛い目に合うかもしれない。

人の運命なんて今立っている場所では分からないんだ。

 

「だから、心配事なんてあまり気にしなくていい。なるようにしかならないし、悩んだって心を痛めるだけだよ」

普段冗談ばかり言う人が、真面目に僕のことを想って投げてくれたその言葉が、とても嬉しかった。

この道の先に見える景色に、青空が見えた気がした。

掴みに行くんだ。

おカミさん

髪が伸びるスピードが、幾分か人より早い気がする。

俗に"イヤラシイ人は伸びるのが早い"なんて言われたりするけれど(強ち間違いでもないような気がするが)、頭の側部が張ったような形になっているので切っても割とすぐにみっともなくなるのだ。

職業上どうしても身なりは綺麗にしていたいので、3週間に1回は行きつけの床屋でカットしてもらうことにしている。まあそれでなくても毎週末になると床屋の兄ちゃん(と言っても50歳)と幼馴染と、たまに僕の弟の4人で集まって競馬の話をしたり世間話をしたりする。そんな時間がとても心地良かったりする。

気の置けない人たちと過ごす時間はとても優しく流れる。そんな人たちに囲まれて幸せだな、と思う。

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先日は結構切り過ぎてしまったのかな、と思うくらい短くしたのだけど、「結構(長さ)いったね」「似合ってるじゃないですか」と言ってもらった。これは似合ってるかな、と思った髪型が意外に受けてなくて、うーんと悩んだような髪型が好評だったりするのはどうしてだろう。人からどう見られているのかなんて分からないし、意外と人は自分のことを見ていない。

それでも、髪のセットがばっちり決まっている人を見るといつも羨ましくなるのである。

背中を押される

仕事上お付き合いのある方の家に、上司と一緒にお邪魔してご飯をご馳走になる機会があった。

兎に角奥様の作るご飯が美味しかった。鯛の刺身、ポテトサラダ、卵焼き、鯨のベーコン、鶏皮、マルチョウ、ビーフシチュー、カレー、珈琲まで…

 

その方は元々大手の一流メーカーの営業マン、奥様も国家資格を持っていらして、住んでいる場所やご自宅からしても所謂ヒエラルキーの上位に位置する夫婦。

最初は「住む世界の違う方々だ」ととても緊張していたのだけれど(というかずっと緊張していたのだけれど)、妙に人懐っこくて、この感覚は何だろうなあと思っていたら、その夫婦は社会的地位を全く気にせず人と接することのできる懐の深い方々だった。

人との繋がり、一期一会を大事にしているそう。「人の出逢いは限られている。だからこそ繋がりを大事にしている」人見知りの僕に改めて目を覚まさせていただいた。

 

「あなたはまだ30歳になったばかり。人生これから色々あるのだから、もっと楽しみなさい。良い人を見つけて幸せになりなさい」

前を向いていたつもりだったけど、行ってこい、と背中をとんと押してもらった、そんな夜でもありました。

最近痩せていたのにまた太っちゃうなあ、なんて思いながら、人間として一枚皮が大きくなったような、そんな気がして。