「アンセイン〜狂気の真実〜」
(https://movies.yahoo.co.jp/movie/365237/より転載)
2018年に公開されたスティーブン・ソダーバーグのサイコ・サスペンス。
主人公ソーヤー(クレア・フォイ)がひょんなことから精神病院に入院させられるが、そこには以前ストーカーを受けた男(ジョシュア・レナード)が働いていて…というお話。
観ていて感じるのは、精神疾患というボーダーラインの曖昧さの恐怖。
「あの人はおかしいよ」のラインは人それぞれで異なるし、見方言い方によってはそのレッテルをいとも簡単に貼れてしまうのが恐ろしい。
相手の心境を逆撫でさせて追い込んでいく…という手法は普通の社会でも日常茶飯事に行われていることだ。
全編iphoneで撮影されたという点からも興味深い映画。それだけ文明が発達したことを示すものでもあるし、ストーカーという要素からしてもこの撮影方法は恐怖感を引き立てるのに功を奏している。撮影にも拘りのある性格は「オーシャンズ」シリーズでも撮影に関わっていることから分かるが、その縁もあってマット・デイモンがチョイ役で出演しているのが面白い。
(https://eiga.com/person/89641/より転載)
ま〜主演のクレア・フォイの顔が個人的に好みではなくて…笑
まあヒステリックな役を際立たせるには持ってこいのキャスティングか(非常に失礼)。
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久しぶりに映画観れて嬉しかったな。
少しずつ、少しずつ。