水色メランコリー

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素敵なものを求めて彷徨う。 ぬるゾンビ/ぬるゲーマー/ぬるロマンチスト

地元ゲーム会 その8

この日も絶賛トリックテイキング会となりました。参加してくれたのはまーくん、きょうへい、弟の合計4人。

今回の目玉はトリックテイキング+協力系の異色作「ザ・クルー 第9惑星の探索」だったんだけど、これがもう出鱈目に面白かった…!

献立は「アメリカンブックショップ」「ドゥッベ」「ザ・クルー」の3本立て。

以下記録です。

 

  • アメリカンブックショップ

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3〜5人で遊べるお手軽トリテ。本当は現物が欲しかったんだけど、トランプで代用しました。

52枚4スートのマストフォローのオーソドックスなトリックテイクなんだけど、1〜11と0が各スート2枚。今回はQとKを0としました。基本的に獲得したカードは1枚につき-1点。勿論取らない方が良いハーツ系と思いきや、1ディールが終了したときにプレイヤー間でそのスートが最多なら1枚につきプラス1点に変わる。ルールの時点でジレンマが目に見えて分かるゲーム。

また、4人プレイの場合、トリック中に出ている数の合計(フォローできていない数字も含む)が16を超えたらその時点でトリック獲得となる。つまり手札にばらつきが出ることになる。16を超えない場合は単純にフォローできている中で最大のランクをプレイしたプレイヤーがトリックを獲得。

誰かの手札が尽きたトリックで1ディール終了。手札が残っているプレイヤーは自分の前にスートごとに並べてあるカードにくっつけても良い、まあスートが最多になるようなら置くって感じですね。

これを人数分のディールを行って競う。

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序盤はやっぱりスートを絞ってプラス点を獲得しにいくのが定石?あまり望めそうにないなら取らないって選択肢もあるけれど、結局勝つためには何らかのリスクを背負いながらプラスを狙いにいく必要がある。

今回は弟が1人失点を重ねたけれど、きょうへいが3.4ディール目で大量得点の末優勝。4人プレイだったから割と平和だったけど、これはきっと5人プレイが面白いゲームだろうなあ…いつかやってみたい。

 

  • ドゥッベ

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やってきました変態トリテ。

「エッベス」のデザイナーが作ったゲームなんだけどその流れは受け継がれていて、徐々にマイナスやプラスのスートが決定されていく。「エッベス」のときは該当のナンバーカードが出てきた時だったけれど、「ドゥッベ」ではリードされたスートがその役目を担っている。まだ割り当てられていない色でリードが行われたときに割り当てられていないキャラクターがいればその色のダイスを1にして上に乗せ、トリックを獲得したプレイヤーがキャラクターを獲得する。このダイスの目はポイントを表していて、その色でリードされればポイントは1ずつ上がっていき、誰かが獲得すればスコアリングという仕掛け。因みに切り札スートはマイナスなので、使いどころが肝心。下手にマイナスのスートが打ち出されたときに切り札しか残ってないなんてことになったら目も当てられない。

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彼には2番目に打ち出された色が割り当てられる。彼は良いやつなので彼を所有しているとプラス点になる

4人プレイでは5スートの1〜12を配り切りで15トリック。その内切り札スートは1トリック目の前から決定されるので、最大で11のダイスの目が動くことになる。

因みに4番目にリードされた色で割り当てられるキャラクターは特殊で、そのキャラクターの所有者はその色以外で打ち出されたトリックについてはメイフォローとする能力。これはかなり強いし、ディール終了時に所有していると3点ももらえる便利屋。以下割り当てられるキャラクターの順番を。

 

  1. 切り札スート(マイナス)
  2. プラスのスート
  3. マイナスのスート
  4. メイフォロー(終了時3点)
  5. プラスのスート

 

15トリックの中で何のスートがリードされるかで展開ががらりと変わる変態トリテですが、「エッベス」よりもポップで派手めな印象。ただ複雑なシステムなので勝ち筋はまったく見えていないw

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付属の日本語訳で遊んだ時の違和感から英語訳と見比べたときに誤りがあることに気付き、途中から仕切り直し。それからのゲームは終始有利にゲームを進めていたまーくんが勝ちました。

ややこしいんだけど面白い。普通のトリックテイキングに飽きてきたひとは垂涎ものじゃないですかね!

 

  • ザ・クルー 第9惑星の探索

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「お待たせしました。面白くてすみません…こんなゲームを待ってたんでしょ?」と言わんばかりの大傑作!

トリックテイキング+協力系という意欲作で、それもそのはずこの「ザ・クルー」は2020年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞している作品なのです。

 

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右の黒いポーンがエキスパートゲーム大賞受賞作。要はゲーマーズゲームの大賞。左の赤ポーンはドイツ年間ゲーム大賞受賞作で、幅広い層から好まれるようなゲームが多いです。

 

トリックテイキング自体は1〜9の4スートに4枚のロケットカードと呼ばれる切り札(1〜4)の計40枚を使用してのマストフォロー。このオーソドックスなトリックテイクを用いて全員で宇宙探索のミッションをこなしていくゲーム。

じゃあどういうミッションがあるかというと、基本となるのはタスクカードと呼ばれる1〜9の4スート分に対応している36枚の一回り小さなカードを使った指令が主となる。タスクカードは司令官と呼ばれる4のロケットカードを持っているプレイヤーから順に割り当てられて、そのプレイヤーがそのカードをトリックで獲得する必要があることを示す。

 

この「ザ・クルー」には50ほどのミッションが準備されているけれど、3時間でできたのは11個のミッションのみ。始めの方はタスクカードが1枚や2枚のトレーニングみたいなミッションなのでお膳立て感はあるけど、勿論次第に難しくなっていく。ミッション中1回のみ使える手札のカードの情報を伝えることができる無線通信というアクションが非常に重要なんだけど、時にはその無線通信が遮断されたりトラブルが起こったりするミッションもあってそのたびにプレイヤーを唸らせる。

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緑のトークンが無線通信コマ。カードの中央に配置すると"そのスートはこのカードしかありません"という情報を示している。カード上部に置けば"このカードがそのスートで最大のカード"、下部に置けば"このカードがそのスートで最小のカード"を示す。無線通信のタイミングも非常に重要なのである。

 

宇宙の困難に立ち向かっていく感じは「スペースアラート」の世界観に近いのだけれど、SFと協力系とトリックテイキングの融合は本当に感動しました。プレイしていて何度も「面白いなあ、楽しいなあ」って呟いていたのを覚えています。クリアできた時の全員の達成感と、ミスをしないようにという緊張感、「頼む、(◯◯のカードを持っていてくれ!」という願いだとか、世界観に没入して笑いあったり…こんな体験は今までもあまり多くはありません。

早く続きをプレイしたい!

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そんなこんなであっという間の6時間でした。

来週もきっとトリックテイキング会になるかな?

次は「地下迷宮と5つの部族」「フォッペン」もできたらなあ!