ジュブナイル
悲しいことを言った
ある意味の誠実さ
その手のポーズはもういいさ
弄り合う本質と直に触る傷口と
どっちが笑えんだ
抱えたままでぼくらは何処を見てんだろう
遠くを見てても気付かなかった
「本当の姿をきっと僕は知らなくて
でも他の誰も知らない部分を知ってる
飄々としていて
虚勢を張って
そのファスナーの隙間から微かに見える
弱々しく震えている少女
その手を取って
あたたかな場所へいこう
白い砂浜を裸足で歩こう
どこまでもいけるよ」
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少年の心を忘れていたくない。
清らかな心だとか、純粋な気持ちだとか、新しいものへの興奮だとか、探究心とか熱意とか、そういったものだ。
荒みたくない、いつだってあたたかな気持ちで、人に優しくありたいと願っている。
だから、妙な悪意だとか妬み嫉みやひがみはできるだけ遠ざけたい。
あたたかなひとと穏やかな時間を過ごしていたいと心から思うよ。
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お世話になっているひとが退職を控えていて、寂しいですと伝えたときに
"いいかい、人生はままごとみたいなものなんだ。だから楽しんでいかないといけないよ"
と言ってくださって、僕は堪らずに涙を流してしまった。
僕が思っていること、望んでいること、そのままそっくり言っていただいた気がして、胸が詰まった。
人間、生きていれば楽しいことだけじゃなくて悲しいことだってある。一喜一憂するのもいいけれど、チャップリンよろしく喜劇的に見ることというのは大切なことなんだ。
僕はずっとこの言葉を抱いて生きていきたい。
ありがとうございます。