honesty
honesty is such a lonely word
everyone is so untrue
honesty is hardly ever heard
and mostly what i need from you
"誠実"とはなんと寂しい言葉なのだろう
誰もがそれを忘れているから
その言葉は滅多に耳にできないからこそ
ぼくは君にそれを求めたいんだよ
ビリー・ジョエルの「オネスティ」は思い出深い曲だ。
当時の僕は高校生で、くりぃむしちゅーのオールナイトニッポンをMDに焼いて繰り返し聞いていたのだけど、合間のニッポン放送のCMで使われていたことをはっきりと覚えている。
哀愁漂うこの曲とラジオの良さを伝えるそのCMのナレーションがぴったりとマッチしていてとても印象的だった。
世の中は混沌としている。病んでいるし、荒んでいる。映画「セブン」でも描かれていたように、こんな世の中に新しい生命がやってきていいものかと思うほど悲しいニュースで溢れている。
コロナ禍がそれに輪をかけて、ソーシャルディスタンスだけではなく人の心の距離も取り出しているかもしれない。これから世の中がどうなるか、誰にも見当がつかない。
ひとがひとに興味を失くす、そんな時代になってしまうかもしれない。
でも、だからこそ、僕は誠実でいたい。
悲しいなら笑顔になるような、涙が流れるならそれを拭うような、芯が冷えているならそれをあたためる膜でありたい。
やさしい時間が流れる夜に、打ち明けて、そう伝えたんだ。
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部屋の片付けをしている。
頑丈な棚を買い直して、そこにボードゲームを入れ込んで(勿論入りきらないけれど)、ラックに好きな名盤を入れ込んで(勿論入りきらないよ)、漸く足の踏み場がなかった部屋の床が見え出している。
写真に撮れるほど片付いてないのでそれはまた後日。
背負いすぎてしまったものたちにさよならを言おう。使わないで何となく取っていたものたちに「買った時のときめきをありがとう」と言おう。それが断捨離の基本だそうだ。
身軽になって、新しい世界が見たい。
その時の僕はどんな顔をしてる?