天皇賞(秋)
今日は天皇賞(秋)(東京、芝2000m)。長い歴史のあるレースで今回は有力馬が出揃った!
昨年の覇者ラブリーデイから、紅一点急成長中のルージュバックに、年度代表馬モーリス、安田記念で大復活を遂げたロゴタイプ、昨年菊花賞2着馬のリアルスティールなど豪華だが…。
僕が気になって仕方ない2頭がアンビシャスとエイシンヒカリ(僕が気になった馬は3着以内にあまり来てないじゃないか、というご意見には耳を塞がせて頂きます)。
まずアンビシャス。ラジオNIKKEI賞以降3歳牡馬3タイトルには挑まず臨んだ前回の天皇賞(秋)は5着だが、中山記念では出遅れながらもあのドゥラメンテにクビ差の2着、来年GⅠに昇格した大阪杯ではキタサンブラックやラブリーデイを抑えての優勝。宝塚記念は16着と大敗も、毎日王冠ではルージュバックにクビ差の2着、ただこの時とは斤量差が1つ小さくなるから…。横山典の手腕に期待。
そしてエイシンヒカリ。戦績は[10.0.0.3]!1着か着外か、気持ち良い競馬をしてくれる逃げ馬だ。海外のGⅠを2つも制しているが、国内ではGⅡまで。既に引退が決定していて、国内GⅠはこれがラストラン。
武豊×逃げ馬といえば近年ではキタサンブラック、そして伝説馬となったサイレンススズカである。そしてそのサイレンススズカはこの天皇賞(秋)で圧倒的1番人気に支持されながらも3コーナー大けやきの向こう側で故障、引退、安楽死を迎えてしまうのだ。
競馬の「たられば」はサイレンススズカに凝縮されている、という人もいる程、これからが期待されていた馬だ。大逃げの競馬を確立したスーパーホース。そんな馬が18年前のこのレースで1枠1番、そして今年の1枠1番はエイシンヒカリなのである。叶えられなかった夢を繋げるのか、今回の天皇賞(秋)の僕の中での見所はそこである。
◯アンビシャス
菊花賞回顧
先日の菊花賞、予想を見てもらえば分かる通り、まったくかすりもしておらず。。
結果はサトノダイヤモンド>レインボーライン>エアスピネル。全部全部切ってた!ここまで外すと逆に気持ち良い。財布の中身は気持ちよくないけどね。
中継を観ていたけれど、確かにサトノダイヤモンドはステイヤー体型。対するディーマジェスティはどちらかと言えば長距離向きではないと言えばそうだけど…。
今回の菊花賞、レースを観てもらえれば分かるが、後半でペースは上がったけれどかなりスローペース。ディーマジェスティは道中四位の騎乗するレッドエルディストに蓋をされてて動けず、サトノダイヤモンドを見る形に。そこから抜け出すのに脚を使ってしまったが故に4コーナー以降伸び悩んだかな。サトノダイヤモンドは位置取りも良くて余裕たっぷりの競馬だったしね。
そして何より、輸送の問題が大きいかも。今回の菊花賞の馬券内の馬はすべて関西馬(因みに秋華賞も1〜3着すべて関西馬!)。ディーマジェスティもターフに入場するときも落ち着きが無かったし、ソワソワしてた。逆にサトノダイヤモンドやレインボーラインは落ち着いてたもんな。どうしてもこの輸送の問題は付き物だから、今度からその点も予想の中に入れた方が良いかもしれない。
これで3冠のうち、皐月賞はディーマジェスティに、日本ダービーはマカヒキに、菊花賞はサトノダイヤモンドと分かれる事になった。「皐月賞馬は速い馬、ダービー馬は運の良い馬、菊花賞馬は強い馬」という言葉があるけれど、あながち間違いではないようだ。
---
競馬と言えば、先日会社の先輩から面白い話を聞いた。何でも、中国人の爆買いが最近は落ち着いてきていて、様々な企業がそれをビジネスチャンスと捉えていて、その中にJRAも含まれているとか。中国では馬は縁起の良いものとされているし国民性的にも馬は好きだから、中国人に馬券を買うレクチャーをして競馬を体験してもらうイベントがあるんだとか。ふむ。
菊花賞(GⅠ)
今日は菊花賞。
発走4時間前になるけれど、僕の予想を。
◯レッドエルディスト
▲シュペルミエール
△カフジプリンス、ミッキーロケット、コスモジャーベ、ジュンヴァルカン
ディーマジェスティは輸送も問題ないと見て、そのスタミナと皐月賞の末脚を信じて◎。母父ブライアンズタイムに託してディープインパクト産駒の呪い(3000m以上GⅠ勝利なし)を解く。
◯レッドエルディストは四位とのコンビと長距離適性があると判断。
▲シュペルミエールは別路線組で、近4走はどれも上がり最速。ステイゴールド産駒のスタミナに期待。
△の要素として、カフジプリンスの長距離適性と内枠の岩田、ミッキーロケットの神戸新聞杯実績と上がり最速の末脚(不安は使い込んでいる点)、コスモジャーベの父ソングオブウインド(菊花賞実績馬)、ジュンヴァルカンの調教、京都適性。意外と外枠は来るからね。
エアスピネルとサトノダイヤモンドは距離適性から判断して切ります。
僕の秋競馬、走り出せ!
菊花賞展望
10/23(日)は3歳牡馬の3大タイトルのラストを飾るGⅠである菊花賞(京都、芝3000m)。
有力馬は皐月賞馬のディーマジェスティ、ダービー2着のサトノダイヤモンド。この2強と言われている。けれど、2頭とも3000m以上のGⅠではタイトルを手にした事のないディープインパクト産駒(ディープインパクト自体は菊花賞も勝利)なんだよなー。つまりしばしば言われるのが「ディープ産駒は長距離は向かない」、若しくは「ディープ産駒はマイラーまで」。やはり血は争えないのか、ここが競馬の面白いところでもあるのだけれど、悲しいかな血統という一見差別的な要素が競馬予想を華々しく彩るのである。ただし、今回のディーマジェスティに関しては、競馬ファンの中では「ディープインパクトよりも母父ブライアンズタイムに似ている」という意見もある。サトノダイヤモンドもステイヤー体型と言われているし、どちらもこれまでのディープ産駒とは格が違う。
しかしマイナス要素もある。ディーマジェスティは菊花賞が初輸送になる。初めてとなる関西の競馬場がどう出るか。また迷信めいた意見ではあるが、「サトノ」と冠の付く馬はGⅠタイトルを獲れたことがない。巷では里見オーナーへのパチンコ好きたちからの怨念だとも言われていて…。
面白そうのはその2強に割って入る存在だ。個人的にはエアスピネル、カフジプリンス、ミッキーロケット、レッドエルディスト。
エアスピネルは朝日杯FS2着、皐月賞4着、ダービー4着という惜敗ぶり。ステップレースである神戸新聞杯は得意の先行ではなく後ろからの競馬で5着と掲示板内ではあるが、同レース内では武豊騎手が「京都へ向けたレースをした」との事でこれがどう出るか。どれも掲示板内で競馬する堅実派の馬がここを目標に調整するか。
カフジプリンスは格上挑戦にはなるが、1000万下の阿寒湖特別(札幌、芝2600m)を優勝するなど中〜長距離で実績を残している馬。丹頂S(札幌、芝2600m)では6着と惜しくも敗れたが、神戸新聞杯では4着と健闘している上がり馬がどこまで伸びてくるか。
ミッキーロケットは皐月賞13着を除き、すべてのレースで掲示板内。特に先日の神戸新聞杯では直線の最後の最後までサトノダイヤモンドを脅かす存在になり僅差の2着。トライアルレースとはいえ肉薄した戦いを演じた。
レッドエルディストは神戸新聞杯3着。 ダービーでは9着だが青葉賞2着を始めとして長距離での安定感は抜群。
他にもアグネスフォルテ、シュペルミエールなどダークホース的存在も。
この激戦の結果は日曜日に明らかになる!
映画って本当に良いものですね
3歳牝馬の3大タイトルの1つである秋華賞は、福永祐一騎手騎乗のヴィブロスに軍配があがった。馬主は大魔神佐々木!彼の馬には「ヴ」の文字が入る事が多いのだが、その理由は「ヴ」→「う」に点→「うてん(打てん)」らしい。流石ピッチャー。
細くて414kgと小柄ながら、直線の末脚は目を引くものがあったなあ。福永の位置どりも良かったし、4コーナー曲がったときにぱかっと前が開いたものね。
僕の予想は◎フロンテアクイーン、◯エンジェルフェイス、▲ネオヴェルザンディ、△ジュエラー、カイザーバル。結果?まったくでしたよ…。やはり格の違いがあったなあ。
今週末は菊花賞。
---
denkikanにてイエジー・スコリモフスキ監督の「イレブン・ミニッツ」を鑑賞。幾つかのオムニバスが重なり合っていて、11分後に起こる悲劇を描いているんだけれど、世界的に終わりが見えないテロリズムの比喩に感じられた。体調が良くなくてうつらうつらしてしまったんだけれど、他の作品も観てみたくなるような冷たい質感だった。人の悲劇なんて画面の隅の黒い点みたいなものだと。というか「エッセンシャル・キリング」の監督なのね。
---
素敵な家具が欲しいな、座り心地の良いローチェアと大きな円卓。洒落たCDラックにセンスの良いテレビ台!欲しいものがあれば、何かを削らなくては…。
---
ダリル・ホール&ジョン・オーツの"change of season"を聴きながら、改めて良いものだなと。
時代の音かもしれないけれど、ポップスやAORってやっぱり最高だよ。
ニール・ヤングとともに
三連休を利用して長崎へ。
初日はokamoto'sの47都道府県ツアーのライブに参加した。この日で40本目だったとか。最終の47本目は野音で締めくくるようです。
相変わらずコウキくんはギター格好良いし(個人的に平成のギターヒーローだと思っている)、バンドとしてのグルーヴがすごく心地良い。中学からの同級生で同じベクトルを持ってここまで来ているわけだから息も合うだろうし、何より観ていて楽しそうだし、これぞ音楽だったりするんだよなあと。
この日、心に残ったのは"brother"のカップリングに収録されている"lagoon"。これがまためっちゃくちゃクールでファンキー、衝動を掻き立てる長いギターソロが胸を熱くしました。
新曲"burning love"もかっくいかったよ!
因みにこの日の重賞であるサウジアラビアRC(東京芝1600m)は◎こそ当たったがヒモが当たらず。
---
次の日は長崎市内観光。いつも観光らしい観光をしない(大抵旅先では喫茶店を探すかレコ屋及びブックオフ)のですが、この日は丁度長崎くんち祭りの真っ最中。
まあ案の定放ったらかしで、出店にも行かず…。
そんな中行ったレコード屋、サニーボーイさん。
途中、朝食べたホテルのビュッフェの影響でお腹を押さえながらトイレを探しに退出しましたが、また帰ってきてニール・ヤング師匠2枚とポリス、CCRを1枚ずつ購入。
ネットで買った方が安いけれど、旅での出逢いってなんかそういう事じゃないよね。
それから島原へ車を走らせて、先輩のご実家でもある喫茶店MONへ。
お母様が切り盛りされている喫茶店で、珈琲もお食事も美味しいし、何より居心地がとても良くて、ついつい3時間半も居座ってしまい…色々なお話をさせて頂きました。
行くのは約1年ぶりだったけれど、きちんと覚えて下さって、人の繋がりの大切さを心で教えて頂いたなあ。
また参ります。
因みにこの日の重賞は毎日王冠(東京芝1800m)。掠りもせず。少しずつ元気が無くなる。
---
最終日は天気もとても良くて、雲仙を登ってみる事に。
仁田峠を走りましたが、現地は一方通行になっていて対向車を気にせず走れる親切仕様。これは良い。ドローン飛ばしている人がいて、複雑な気持ちになるのと同時に楽しそうだなあって思う。あんだけ遠くに飛ばしてて電波が途切れないものなんだなあ。きっとドローンで撮影した映像は格別なのだろう。
人生で初めてロープウェイに乗った。何故だか金田一少年の事件簿ばかりが頭に浮かんだ。あれはタロット山荘殺人事件だったかな、ロープウェイなんてあったっけな?
山頂の展望台から見る景色はとても格別でした。少し登っただけで息が上がってしまうが、登山も良いものなのかなと思う。足腰も強くなるだろうし、第一健康的だ。ただ道具を揃えるのにお金がかかるからそれが僕から登山を遠ざけている理由である(登山靴、登山用の服、帽子、サングラス、登山入門書、山頂で珈琲を飲むためのセット一式、大きなリュックサック等を買う必要がある。また、一番の理由はやる気の問題である)。
それから少し下りて小浜へ、地獄を見た。
色んな謂れがあって楽しかったなあ。初めて地獄というものを見たけれど、強烈に煮えたぎっていて、触れたら即爛れそうな勢いだった。街が硫黄の匂いで包まれていて、僕は個人的に楽しかった(観光客の中には商店から出てくるやいなや「くっせ!」という人あり。風情というものを感じる心を持っていたいものだ)。
因みにこの日の重賞は京都大賞典(京都芝2400m)。池添謙一に託すが外す。やっぱりキタサンブラックか…。ヒモも合っているのに。元気を無くす。
---
旅の中で楽しかった事の一つが、youtubeでキングオブコントを観たり漫才を観たりした事(主に銀シャリのライブ)。便利な世の中になったものだ。youtubeは垣根が低いからそこで知ってもらってファンになって貰えば通常の方法よりも早く売れるだろうな。ただ力のない人は一発屋として終わるから、そこは腕の見せ所だ。
---
ニール・ヤングの音楽を聴きながらドライブをする事の何と心が洗われる事か。
彼の音楽にはあたたかさがある。
京都大賞典(GⅡ)
土曜日のサウジアラビアRC(GⅢ、東京芝1600m)は善臣師匠のブレスジャーニー◎で合っていたけれど、ルメールのダンビュライトを切った三連単を買っていて当たらず。
日曜日の毎日王冠(GⅡ、東京芝1800m)は◎ディサイファで○ステファノス▲ウィンフルブルームの三連単ボックスを買ってましたが掠りもせず。
ルージュバックの不調を聞いていただけに、普通に伸びてくるし、1800m巧者は間違いじゃなかったなあ。、
今日は3連休最終日、京都競馬場芝2400mでGⅡの京都大賞典。
ヤマカツライデンの大逃げ宣言、ここメイチだろうし開幕週の京都は前残りするだろう(昨日のオパールステークスもりんどう賞も土曜日の平城京Sもそうだった!)し、これはあるかもしれない。
不安要素は格上挑戦という事、あとシンボリクリスエス産駒は京都競馬場が大の苦手のようで…勝率は2%らしい。
キタサンブラックが1枠1番で初の1番人気となれば、この2頭は堅いかもなあ。
池添さん、頼んだよ!ジンクスなんか吹っ飛ばして!
◎ヤマカツライデン
△アドマイヤデウス、タマモベストプレイ、ヒットザターゲット、ラブリーデイ