水色メランコリー

thought/music/movies/boardgames/turf...

光芒

引っ掛かった小骨が米粒に絡まって食道を転がっていくように、或いは適当に遊んでいた知恵の輪が何の気無しに解けるように、はたと気付いたことがある。

あの日から時間が止まっている。

 

いや、正確にはあの日から"動こうとしていない"。

扉が開いているか確認もせず、見ないふりをしてあの日にしがみ付いている。そうでもしないと、扉の先にある途方もない光に両目が焼かれてしまうと思い込んでいたのだ。

 

"あの日から時間が止まっている"

雨音を聴きながら、落雷を受けるようにはたと気付いた。そして、この連日続く雨の行き着く先にある海が見たいと思った。

扉を開けて踏み出さなければ外は歩けない。海までには足を刺す石も、肌を焼く紫外線も、病気をもたらす虫も、体温を奪う雨もあろう。それらの痛みをもってしても、総てを飲み込んでしまう程の青々とした海を臨む価値は十分にあると思うのだ。

 

"ここにいても時間が動かない"

潜在的な感覚に気付き、あの日の中で出口を探している。物が多すぎて躓いたりもした。擦りむいた跡がじんじんと痛む。でも痛覚があるということは裏返せば生きているということに他ならない。痛みを堪えて、ドアノブに手を掛けた。

それはすべて海が見たいから。

海を臨めば、きっと変われる。自分を自分にしてくれる存在だと信じて疑わない。海が呼んでいるような気がして、魔法のように吸い寄せられていく。ドアノブの先にある幾多もの困難を乗り越えて海に辿り着いたとき、それがどれだけ掛かるか見当もつかないけれど、きっとそれは何処まで潜っても底の見えないような澄んだ青空と一緒に待っているはずだ。

 

扉の隙間から微かに光が差し込んでいる。

それは薄明光線のようにすっとあの日の中を伸びて、胸元の辺りを照らしている。

床に落ちる滴は川のように頬を伝っていた。

時計の針の音が聞こえた気がした。

もう迷わない。

「ミッドサマー」

f:id:mayonaise-tele-tm:20200705225607j:image

圧倒的な映像美と強烈な映画体験。
目を背けたくなるようなシーンも確かにあるけれど、この映画は決してホラーではなく、主人公ダニーの不幸や不満、失恋からの脱却を描いたハッピーエンドの物語だ。
また、すべて自分たちが基準だと信じて疑わないアメリカという国から見た外国は全てが異文化であり、それだけでホラーになる。
まあ日本人の僕から見てもこの映画の内容は異様なんだけど…
民族音楽に合わせて女性たちが踊る場面が印象的。
-----

f:id:mayonaise-tele-tm:20200705225631j:image
主演を務めたフローレンス・ピューの寸胴感が何とも言えなくて…笑

大学生を演じる為に化粧も薄めだったんだろうけど、身長も高くはなくて個性的な印象を受けた。
発作のような感情を露わにする演技は引き込まれたなあ。

ラストシーンの為の伏線だらけな映画でございました。

総て乗り越えて前を向く!

僕もそうする!

月はずっと

大変尊敬している先輩の言葉「噂は噂。その人がどんな人かは、自分で感じた感覚が全て」

僕は人見知りが故に、初めて接する前に予めどのような人なのか知人に聞いておきたい気持ちもあるし、それは別に悪いことではないけれど、重要なのは第三者の意見でその人の印象を形作ってはいけないということ。

これはとても大切なことだと思うし、逆にこれがないと裏を返せば"自分がない"ことにも繋がる。他人の印象を他人が決めるのであれば、果たして自分とは何か?ということになりかねない。

-----

他にも、例えば何か調べ物をしなければならないときなんかに、シンプルに「面倒だなあ」と思ってしまうことも珍しくはないと思うが、逆に「こういう機会がないと調べなかったことだから、自分の知識の1つにしよう」と思えば気分良く進められる。こうした発想の転換も大事なことだと思う。

-----

世界は見方を変えれば意外と輝いて見える。

その余裕を作るか、作らないかだ。

なかなか実践するのは簡単なことではないけれど、一つ一つ自分の肉にして大きくなりたい。

一枚上の人間へ。

-----

「月が綺麗ですね」と言ったとき、「月はずっと綺麗でしたよ」と言われたなら、それ以上の感動やときめきなんてこの世にあるのだろうか。

-----

「寒くはありませんか」

「海にでも行きましょう」

「ねぇ」

「うん」

蘇生

水色の街まで飛んで行きたいのに、僕にはまだ羽根がない

指を咥えて眺める青々とした空

 

気持ちの良い声で歌いたいのに、僕にはまだ喉がない

美しいメロディなら浮かんでいる

 

玉虫色の未来の為に、ゴムみたいな日々を飲み込む

遠くで凛と咲く花の香りで何とか息をしている

 

 

希望を掬い上げたいのに、僕にはまだ両手がない

代弁するように悲しそうに降り出した雨

 

地面を蹴って駆け出したいのに、僕にはまだ足がない

少しは走り方なら知っている

 

虹の掛かる道の先を、溜息を吐きながら想像した

その向こうで凛と咲く花の美しさをいつの日か感じたくて

 

 

心は持っている

僕はこれから生まれる

そう信じている

1.25倍速で

人は忘れる生き物だ。

見たり聞いたりした情報は直後から忘れていき、30分後には覚えたことの半分以上を忘れているものらしい。記憶を定着させるには繰り返し海馬を刺激する必要があるという。これには「入力」よりも「出力」が大事だそうで、例えばひたすら教科書を読むよりも覚えたことをノートに書き出したり人に伝えたりする方が忘れずに済む、ということ。

-----

僕は忘れたくなくて、眠たい身体で一つ一つを書き出した。

出来るだけ鮮明さを保てるように、ありのままの言葉で。

大事な記憶だけ反芻して生きていきたい。

柔らかな心をもった人たちと生きていきたい。

-----

未来の為に、退屈な日常へ戻っていく。

6/30 雑記

宝塚記念が終わって、上半期のGⅠも終了した。

キセキはレース中盤から捲り上げていって2着には来たが、優勝したクロノジェネシスは圧倒的な強さだった。バゴ産駒だから馬場も向いたのか…京都記念勝ち馬で非根幹距離もこなせるタイプで、覚醒してきてるかもしれない。

スティッフェリオもペルシアンナイトも着順は下の方だったけど、ペルシアンナイトなんかやっぱり和田氏だったから内目の先団につけて位置取りは抜群。直線は伸びなかったけど、全く悔いはなかった。

パドックで良く見えたのがラッキーライラックだったからキセキとの2頭で勝負したけれど…ラッキーライラックは不発に終わりました。

さらば僕の宝塚記念2020。

-----

下関レディースは大山が流石の貫禄で堂々の逃げ。脂が乗りまくってるね。

松本晶恵ちゃん頑張れ!

今日は大村で中村桃香が復帰後初の優勝戦だったかな。

-----

僕自身に区切りを付けるためにも、競馬や競艇、競輪に対する在り方を見直そうと思う。

止める、とは言わないけど、30歳にもなったのでやり方を考えなくてはいけない。

僕は変わる。きっと変われる。

-----

僕のままでどこまでやれるか、追いかけてみようと思う。

スピッツの「君は太陽」が背中を押してくれる。

"色づいた 果実すっぱくて

ああ 君は太陽 僕は迷わない

もう迷わない 君と"

-----

f:id:mayonaise-tele-tm:20200630191205j:image

8月号の&premiumは「私の好きな映画」。

まだ書店に並んでないけど、見つけたら即買う。

映画の見方も人それぞれだなあと思う今日この頃。

ワクワクさせてくれるような映画が観たいなあ

-----

熊本は昼過ぎまで酷く雨だったけど、夕方から落ち着いてきた。今日もお気に入りのプレイリストで走りに行こう。今日はアプリを使ってみようかな。

追いかけにいこう。捕らえにいこう。奪いにいこう。