水色メランコリー

thought/music/movies/boardgames/turf...

素敵なものを求めて彷徨う。 ぬるゾンビ/ぬるゲーマー/ぬるロマンチスト

遠くの君へ

いつから好きになって そしたらむきになった
離れて暮らして まだ日も浅くて

新しい兆しだ 形になりだしてんだ
哀しむのも飽きてきた けど君はスマイル

聞き足りないと癪で 知ったら胃が痛くて
全て解ってたくて ただ眠れなくて

良からぬ兆しだ 未だに拘ってんだ
何故なら気になってんだ その君のスマイル

この身を削ったってさ 空回るのは解ってたんだろう?
君が「断る」ったってさ ありのまま捧げたいんだよ

見つからない答え探して
あてのない思いにさえいつも僕は 無理している
いつか理解る様になって
二人なら越えられなくもないのさ
嫌になる程遠くの君ヘ

徒ならぬ兆しだ そりゃもうお疲れだってんだ
騙され続けてやってんだ ほら君はスマイル

この身を削ったってさ 空回るのは勝手なんだろう?
届かぬ歌唄ってさ 枯れるまで捧げたいんだよ

偽りない世界照らして
くだらない思いをはやくどうにかして また無理してみる
いつかは そう 答え手にして
二人は離れられなくなるのさ
嫌になる程もっと傍にいて
もうほんとに 嫌になる程遠くの君ヘ

遠くの君へ

遠くの君へ

  • GRAPEVINE
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

それまで味方だった秋が襲い掛かってくる。

僕にとって、人生で最も長いであろう11月はもうすぐそこだ。

色や距離、温度が変わってしまわないか、それに怯えているんだけど、あの日見た景色や歩いた道、センニチコウと綺麗に映えるアクアマリンの煌めきを信じて待ち続けよう。

想いがあれば"セーターなど着てなくてもそっと温もる"のさ。

unfading love

先日、くじゅう花公園に行ってきた。

f:id:mayonaise-tele-tm:20201025172201j:image

マリーゴールドが満開の時期。

最近になって花を眺めたり写真を撮ったりするのがとても楽しい。

 

この日はとても澄んだ秋の空気で、風もあって寒いくらいだったけど、咲き誇る千日紅に思わず見惚れてしまった。

f:id:mayonaise-tele-tm:20201025172134j:image

センニチコウ(千日紅、学名 Gomphrena globosa)は、ヒユ科の春播き一年草である。園芸植物として栽培されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E3%2582%25BB%25E3%2583%25B3%25E3%2583%258B%25E3%2583%2581%25E3%2582%25B3%25E3%2582%25A6より

 

長い花期とドライフラワーにし易いことから、花言葉は「色あせぬ愛」「不死、不滅」だそう。

そこで写真を撮れたことが嬉しかった。

f:id:mayonaise-tele-tm:20201025172428j:image

f:id:mayonaise-tele-tm:20201026073048j:image

f:id:mayonaise-tele-tm:20201026073132j:image

f:id:mayonaise-tele-tm:20201025172501j:image

色も匂いも、時間さえもが、ただ美しかった。

だから、肌を刺す風は冷たかったけれど、とてもあたたかだったんだ。

また千日紅の咲く季節に。

サムライソウル

心配すんな

ロマンチックな男やからね

後ろにひきずるものはあれど

想いは常に前にあるぜ

サムライソウル

サムライソウル

  • ウルフルズ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

トータス松本氏の歌詞はストレート過ぎて、たまに気恥ずかしくなる時がある。

ロマンチックだからこねくり回した言葉が好きだったりする。

でも、そんな僕でもたまにはそんな真っ直ぐなフレーズを口ずさみたくなる時だってあるさ。

ウルフルズやサンボマスターにはそういう熱量がある。

男はいつだってロマンチックだ。

-----

暫くは寂しいけれど、きっと待てるよ。

この冬を過ごすために、ぼくらは。

about you

 

always on my mind

always take my time

take my time and i can find my way

あなたはいつも心にいる

あなたと過ごす以上の時間なんてないし

ぼくはぼくでいられるんだ

About You

About You

  • ティーンエイジ・ファンクラブ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

だんだんと寒さが増して、冬の匂いが身体に入り込んでくる。

その度にふっと、好きな時間だったり大切なひとを思い浮かべたりするだけでそれ以外は何も考えられなくなる。

不思議なもので、それだけで心があたたかくなる。

冬のことが好きなのは(秋ほどではないけれど)、逆に言えばあたたかさをしっかりと感じられるからなのかもしれない。

 

ねえ、楽しみだね。

どんな冬が待っているんだろう。

 

honesty

 

honesty is such a lonely word

everyone is so untrue

honesty is hardly ever heard

and mostly what i need from you

"誠実"とはなんと寂しい言葉なのだろう

誰もがそれを忘れているから

その言葉は滅多に耳にできないからこそ

ぼくは君にそれを求めたいんだよ

Honesty

Honesty

  • ビリー・ジョエル
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ビリー・ジョエルの「オネスティ」は思い出深い曲だ。

当時の僕は高校生で、くりぃむしちゅーのオールナイトニッポンをMDに焼いて繰り返し聞いていたのだけど、合間のニッポン放送のCMで使われていたことをはっきりと覚えている。

哀愁漂うこの曲とラジオの良さを伝えるそのCMのナレーションがぴったりとマッチしていてとても印象的だった。

 

世の中は混沌としている。病んでいるし、荒んでいる。映画「セブン」でも描かれていたように、こんな世の中に新しい生命がやってきていいものかと思うほど悲しいニュースで溢れている。

コロナ禍がそれに輪をかけて、ソーシャルディスタンスだけではなく人の心の距離も取り出しているかもしれない。これから世の中がどうなるか、誰にも見当がつかない。

ひとがひとに興味を失くす、そんな時代になってしまうかもしれない。

 

でも、だからこそ、僕は誠実でいたい。

悲しいなら笑顔になるような、涙が流れるならそれを拭うような、芯が冷えているならそれをあたためる膜でありたい。

やさしい時間が流れる夜に、打ち明けて、そう伝えたんだ。

-----

部屋の片付けをしている。

頑丈な棚を買い直して、そこにボードゲームを入れ込んで(勿論入りきらないけれど)、ラックに好きな名盤を入れ込んで(勿論入りきらないよ)、漸く足の踏み場がなかった部屋の床が見え出している。

写真に撮れるほど片付いてないのでそれはまた後日。

 

背負いすぎてしまったものたちにさよならを言おう。使わないで何となく取っていたものたちに「買った時のときめきをありがとう」と言おう。それが断捨離の基本だそうだ。

 

身軽になって、新しい世界が見たい。

その時の僕はどんな顔をしてる?

the end of the game

 

all i want is to be wanted by you

きみの理想のひとでいたい

 

but the melody can't find you

i'm incomplete without you

i guess we've reached the end of the game

音楽を聴いてもあなたは戻らない

ぼくにはあなたがいないとだめなのに

ああ、きっとぼくらはもう終わってしまったんだね

The End of the Game

The End of the Game

  • ウィーザー
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ぼくには自尊心も自己肯定感もないし、コンプレックスだらけで、常に劣等感を抱いて生きてきた。

だからと言って想いを伝えることができないわけじゃない。

"思い上がりや淡い期待"

そんな言葉が浮かんでは消えるけど、それだとしてもいい。

感じた気持ちってのはどんな感情であれ間違ってはいないんだから。

-----

僕は成長したい。

今年30歳を迎えて、人生の大きな岐路に立たされている。

僕の良いところも、悪いところも、足りないところも忘れてはいけないところも、自分で30年間感じてきて、優しい周りのひとたちに助言をもらいながらここまでやってきた。

こうありたいな、という理想像があるならそこに向かおう。

やってみたいなと思うことはやってみよう。

経験したことのない世界に飛び込んでみよう。

人生は1度しかない。井上陽水が「人生が2度あれば」って悲しそうに歌うように、後悔のないように生きなくちゃいけない。

死んだら意味がない。終えてしまったら悲しいだけだ。この身が、心が動いているうちに、余すところなくストローで吸い切るように、人生を楽しまないといけない。

-----

"人生はままごと"

この言葉を忘れるなよ。

そしてこの手で掴み取れよ。

それさえあれば何も要らないんだろ?

37.2°

 

僕らはいつの間に どこから来て

これから何をすれば どこへ行けば

何を見ればいいんだろう

37.2°

37.2°

  • THE NOVEMBERS
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

足枷。

誠実さに憧れている。

 

"ぼくらは待っている"

そう信じている。