水色メランコリー

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素敵なものを求めて彷徨う。 ぬるゾンビ/ぬるゲーマー/ぬるロマンチスト

第56回小倉記念

暑い夏がやってきた。

僕が住む熊本は今日も体温以上の温度で、茹でられるような日差し。

そんな暑い夏でも、競走馬たちは走ります。

 

初めて競馬というものにしっかり触れたのが、ゴールドアクターが優勝した2015年の有馬記念。

それからというもの、競馬の魅力にすっかり憑りつかれているわけですが、毎年楽しみにしている重賞レースがあります。

それが小倉記念です。

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https://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2020/0816_2/race.htmlより転載

全国にはJRAの競馬場が10あるけど、九州には北九州市にある小倉競馬場のみ。

その小倉競馬場で最も格の高いレースが小倉記念(GⅢ)なのです!

2016年11番人気を持ってきた和田竜二氏鞍上のクランモンタナ(この頃から和田さん信者です)、M・デムーロ落馬負傷により秋山真一郎氏に乗り替わりで1着となった2017年のタツゴウゲキ、武さんが1番人気に応えて優勝した2018年のトリオンフ、そして去年も人気を裏切らなかったメールドグラース…

このうち殆んどは小倉競馬場現地で観戦しているのだけど(因みに良い思いしたことはゼロ)、今年はコロナウイルスの影響で無観客での開催。

悲しいね…何故なら小倉競馬場は夏が最高に映えるから。

青い空と灼熱の日差し、青々とした芝に走る競走馬たち!

観ながら飲むビールは格別です(僕は下戸だけど)。

そんな、毎年楽しみにしている小倉記念が、今年は開幕週の日曜日8月16日に行われます。

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https://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2020/0816_2/race.htmlより転載

非常に偏った経験則と独断と偏見を用いれば、小倉は血統にトニービンを持つ馬が好走する(はず)。

結構穴を空けるのです。

例えば2016年優勝馬のクランモンタナは父ディープインパクト/母エアトゥーレという血統ですが、エアトゥーレの父はトニービン。

2017年に3着入線した6番人気フェルメッツァも父ディープインパクト/母スキッフル/母父トニービン。

2018年2着のサトノクロニクルは父ハーツクライでその母父がトニービン。

去年2019年は優勝馬メールドグラースも父ルーラーシップでその母エアグルーヴの父がトニービン、3着馬5番人気ノーブルマーズも父ジャングルポケットでその父がトニービンという最早都市伝説の領域。

…こんなに示されたらトニービン持ちを買うしかないじゃない!

 

今回出走馬の中でトニービン持ちは

  • サウンドバーニング
  • ノーブルマーズ
  • ミスディレクション

の3頭のみ。

ノーブルマーズは去年3着に好走しているし、小回り適正もあるからここは狙い目?

サウンドバーニングは8歳馬で近走も不調が続いているけど、もしかしたら大穴の予感。

ミスディレクションは6歳セン馬(去勢されている馬)だけど、父ミスキャストという血統が渋くて良い。鞍上も穴騎手太宰氏だし、個人的にはとても惹かれるのだけど、前走尼崎Sを勝っていなければ迷わず本命にしたのになあ…。逃げ馬は人気がなくてナンボなんです。

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https://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2020/0816_2/horse.htmlより転載

 その他血統で言えば、普通にディープインパクト産駒が走ります。またハービンジャー産駒も好走傾向にあるようです(ポッカ調べ)。

ディープインパクト産駒

  • サトノガーネット
  • サトノルークス
  • ランブリングアレー

ハービンジャー産駒

  • サマーセント
  • レイホーロマンス

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https://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2020/0816_2/horse.htmlより転載

サトノルークスは昨年の菊花賞で2着に好走しているし、ランブリングアレーも条件戦を連勝してきている上がり馬。サトノガーネットは去年の中日新聞杯を優勝している実績馬で、末脚が爆発すれば面白い。

サマーセントは前走7番人気で優勝したマーメイドSがなければ狙いたいんだけど…ミスディレクションとハナで喧嘩することになれば怪しい。今回はタニノフランケルもいるから、先行争いが激しくなれば差し追い込み馬の台頭も十分ある。小倉はスパイラルカーブが採用されてるから小回りでも差しが届きやすい競馬場(ポッカ調べ)。

レイホーロマンスもいつ走るか分からないダークホース。前走函館記念が上がり36.3秒(2位)の5着だから狙ってみたいけど、今年8走目はちょっときつい。

うーん。。。

みたいな感じで予想が始まりました。

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https://www.jra.go.jp/JRADB/accessD.htmlより転載

という訳で枠も決まりましたので、本命は2番◎ミスディレクションからいきたいと思います。理由は内枠に入ったし、休み明けでも調教も良さそうだから。確かに同型は何頭もいるんだけど、多いだけに喧嘩せずにすんなりいけば面白い存在かも。開幕週で前が止まらなければより濃厚になってくる。特にトニービン持ちだし、ここは一発を狙ってみようと思います。

対抗は同じく内枠に入ったトニービン持ち○ノーブルマーズ。小回りの小倉[1.0.2.0]は相性の良い舞台で、高倉とのコンビでそろそろ重賞制覇があっても良いはず。7歳馬でも元気いっぱいのようです。

単穴には▲ランブリングアレーを。条件戦を連勝はしてきているがハイペースで流れたところを番手から差すという競馬ばかりなので、スローに落ちた場合のレース運びが鍵。それは百戦錬磨の武さんだから大丈夫だろうと思うけど…。小倉の実績もあり、優勝に手が届く可能性は十分。

逆に人気になりそうなサトノルークスは思い切って消し。前走成尾記念の負け方があっさりだったし、切れる脚という感じでもない。展開しだいではあっさりがあっても良いのかもしれない。

他、連下には△アウトライアーズ、△アメリカズカップ、△サマーセント、△タニノフランケルを指名。丸田に和田、酒井に幸とみんな大好きな穴騎手。小倉での好走例もあるので、本命対抗から面白そうなところに馬連やワイドで勝負してみたいと思います。

2020年、特に色々あった今年の小倉記念は大荒れでも別に不思議はない!

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https://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2020/0816_1/race.htmlより転載

因みに裏の新潟では関屋記念(GⅢ)が行われる。2017年はマルターズアポジーに本命を打っていて、2着のウインガニオンを買っておらず馬単を外した苦い思い出。3着の松若くんのダノンリバティなら馬単96倍だったのに!

そんな今年の関屋記念は、幻の高松宮記念優勝馬クリノガウディー(このとき本命でした…)と末脚が魅力的なエントシャイデンが入った緑枠からの枠連で挑みます。サトノアーサーが入っているピンクとの5=8が僕の本命線でしょうか。

関屋記念が来るといつも夏だなあ…としみじみ。

小倉開催を迎え、夏競馬もいよいよ本番です。

結果や如何に!? 

 

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※8月14日の夕方、栗東トレーニングセンターで火災が発生し、4頭の尊い命が犠牲となる事故がありました。ご冥福をお祈りします。