wanna be
僕は灯台になりたい
いつか大切なひとの足元を、そっと照らすような
失くしたくない気持ちと、やわらかな時間を知っている
だからこそ、一緒に水色の世界が見たいのです
僕は膜になりたい
いつか愛するひとの寂しさを、あたたかく包むような
きっと、僕よりもずっと悲しいところで生きている
だとすれば、精一杯の優しさで触れたいのです
僕は同じ夢を見たい
いつか大事に想うひとと、手を繋いで踊る
あたたかな心で、あたたかな場所で
そのときは、夜の暗さもまるで違うでしょう
喜んだり、悲しんだりする
笑って、泣いて、分かち合って生きていく
必要として、必要とされる
それ以外に何も要らない
僕はもう、それ以外に何も